日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















2021-05-02から1日間の記事一覧

日蓮仏法 十界論 【六道輪廻】

これら、6つの 【地獄界】 【餓鬼界】 【畜生界】 【修羅界】 【人 界】 【天 界】 は、我々日常生活の中で様々な形で 現れてきます。 例えば、一般的にも、通勤地獄という 言葉があります。 身動きができずにどうすることも できない苦痛が続き、 それ自体…

日蓮仏法 十界論 【天界】

【天界】 地上の人間の力を超える神々の 住む世界のことです。 仏法では、欲望を満たした時に 感じる喜びの境涯として 位置付けています。 日蓮仏法では「喜ぶは天」と言っています。 欲望といっても様々です。 睡眠欲や食欲などの本能的欲望、 社会で地位や…

日蓮仏法 十界論 【人界】

【人界】 穏やかで平静な生命境涯のことを言います。 日蓮仏法では「平かなるは人」と 言っています。 物事の善悪の基準を明確に持ち、 その基準に照らして 欲望に打ち勝つために理性の力で 自分をコントロールできる境涯です。 この人間らしい境涯も努力な…

日蓮仏法 十界論 【修羅界】

【修羅界】 修羅とはもともとは阿修羅といい、 争いを好む神のことです。 仏典には、自分が一番強いと、 おごり高ぶった阿修羅が、 帝釈天に攻められて、 池の蓮の下に逃げたとされています。 修羅界とは、常に他人に勝ろうとする 嫉妬の心を強く持って いま…

日蓮仏法 十界論 【畜生界】

【畜生界】 畜生とは本来、動物や獣のことを 指しています。 弱いものとみれば襲いかかり、 強いものを恐れ避ける という弱肉強食の世界を畜生界と言います。 日蓮仏法では、「愚かは畜生」と いっています。 目先の利害にとらわれてしまい正邪、 善悪の区別…

日蓮仏法 十界論 【餓鬼界】

【餓鬼界】 欲望が満たされず、苦しむ境涯です。 現代は、人間の欲望を掻き立てられる 情報が社会に氾濫し、 人々は欲望に支配されながら、 それが叶えられないことに 苦しみを感じています。 日蓮仏法では、「貪るは餓鬼」と 言われています。 貪り、すなわ…

日蓮仏法 十界論 【地獄界】

【地獄界】 一般的には地獄界といえば、 閻魔大王とか血の池地獄とか 針の山とかそういうのを イメージしやすいと思いますが、 そういう場所がどこかにあるわけではなく、 心の中の生命の 働きそのものであると仏法では説いています。 つまり、地獄界という…

日蓮仏法 十界論 【境涯革命】

仏法の基本中の基本と言えるのが この十界論 界というのは、境涯ということ 境は、さかいという字です。 涯は、はてという字です。 これは、人間の生命の広がり、 心の豊かさ、大きさ、 つまり、どのくらい広いかということを この字で表しています。 仏法と…

日蓮仏法  立正安国論

立正安国の立正とは、正法を立てる ということです。 汝早く信仰の寸心を改めて速やかに 実乗の1善に帰せよ、然(しか)れば 則(すなわ)ち、3界は皆仏国なり 仏国其れ衰えんや 十方は悉(ことごと)く宝土なり 宝土何ぞ壊(やぶ)れんや 信仰の寸心を改め…

法華経 第5章 薬草喩品

この章では、4章の話を聞いた お釈迦様が、「その通りです」 ということをたとえ話で 返した話となります。 迦葉よ、この三千大千世界に草や灌木、 薬草、樹木たちが生えている。 それらの全ては大きな雲によって 放出された雨水から能力に応じて 立場に応じ…

法華経 第4章 信解品

この信解品は譬喩品を聞いた声聞の弟子たちが、私たちはこのように理解しましたが 正しいでしょうか?ということを譬喩に例えて御釈迦様に説明している章となります。 信解というのはサンスクリット語でいうとアディムクティと言うそうです。 アディというの…

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