日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















御書

諫暁八幡抄  (かんぎょうはちまんしょう)

諫暁八幡抄 (かんぎょうはちまんしょう) 弘安三年(一二八〇)一二月、五九歳、於身延 馬というものは一、二歳の時は、たとえ関節がのびて円(まる)い脛(すね)で、 脛が細長く腕が伸びていても、病気があるようには見えない。 しかし、七、八歳になって…

盂蘭盆御書(うらぼんごしょ)

盂蘭盆御書(うらぼんごしょ) 弘安三年(一二八〇)七月一三日、五九歳、治部殿祖母宛 治部房日位殿の祖母御前からきたお手紙のご返事 日 蓮 白米一俵・焼米・瓜・茄子等をお送りいただき、 たしかに仏前へお供えして、あなたのお志を言上いたした。 ちょう…

立正安国論(りっしょうあんこくろん)現代語訳 2

スポンサーリンク 「般若経」「華厳経」「涅槃経」「大宝積経」とともに 大乗仏教五部教に数えられる「大方等大集経」の「法滅尽品」には こう説かれています 「仏法が滅びようとする時、僧侶たちはヒゲを伸ばし、 髪を生やし、爪を長くし、戒律を守らなくな…

立正安国論(りっしょうあんこくろん)現代語訳 1

スポンサーリンク ある日のこと、一人の旅客(北条時頼)が私(日蓮)の家にきて、こう嘆きました 最近は、日本国中に天変地異が相次いで、大洪水や大地震がしきりに起こり、 飢え死にする人も絶えず、疫病がいたるところにはびこっています。 牛や馬があち…

日蓮仏法 御書 撰時抄291ページ

スポンサーリンク // 我が弟子等心みに法華経のごとく身命も惜しまず修行して 此の度仏法を心みよ 【通解】 我が弟子らよ、試みに法華経に解かれている通り 身命も惜しまず修行して、この度仏法が真実であるか否かを 試みて見なさい 【解説】 日蓮大聖人が5…

日蓮仏法 御書 弥三郎殿御返事1450ページ

スポンサーリンク // 若し恩を知り心有る人人は二当らん杖には一は変わるべき事ぞかし、 さこそ無からめ還って怨をなしなんど せらるる事は心得ず候 【通解】 もし「恩」を知り、心ある人々であるならば (日蓮が)二回、杖で打たれることがあれば そのうち…

日蓮仏法 御書 閻浮提中御書1589ページ

スポンサーリンク // 願わくは我が弟子等は師子王の子となりて 郡狐に笑わるる事なかれ、過去遠遠劫より 己来日蓮がごとく身命を捨てて強敵の科を顕す師には値いがたかるべし 【通解】 願わくば日蓮の弟子らは、師子王の子となって 群れた狐どもに笑われるこ…

四条金吾殿女房御返事  (しじょうきんごどのにょうぼうごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // 文永十二年(1275)正月二十七日、五十四歳、於身延 詮ずるところ、日本国のすべての人々の、目をくらませ魂を迷わす邪法は、真言密教の祈祷師のものに過ぎるものはありません。しかし、この件については今日は触れないことにします…

上野殿母尼御前御返事(うえのどのははあまごぜごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // 亡くなられた南条七郎五郎殿の四十九日忌の御菩提のためとして、お布施のお金二結いと白米と芋を一駄ずつ、すり豆腐・こんにゃく・柿を一篭・柚子を五十個など届けて頂き、たしかに受領した。 供養のために法華経一部八巻と自我偈数回、…

妙法尼御前御返事(みょうほうあまごぜごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // あなたから来たお手紙に、ご主人が「妙法蓮華経を夜も昼も唱えられ、いよいよ臨終が近くなったら二声高声に唱えられた」という。その功徳でさらに死後も「生きている時よりも顔色が白く、形も安らかで変わったことがない」とあった。 法…

日女御前御返事(にちにょごぜごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // お布施の七貫文をお送りいただき、まさに受領いたした。 法華経の属累品の意味するところは、仏が多宝塔から出られ、虚空の中にお立ちになられて、四百万億那由陀という広大な世界の中で、ちょうど武蔵野の芒(すすき)や、富士山の木の…

大田殿女房御返事(おおたどのにょうぼうごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // 八か月分のご供養米として一石送って頂いたが、たしかに受領した。 ところで即身成仏(そくしんじょうぶつ)という法門については、諸大乗経とならびに大日経等の経文に明白に出ている。しかしながらこうした経典を依り所にした人々の即…

千日尼御前御返事 (せんにちあまごぜごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // 弘安元年(1278)太歳戊寅七月六日、佐渡の国から千日尼という人が、同じ日本国の甲州波木井郷の身延山という深山へ、夫である阿仏房を使者として送ってこられたお手紙の中に、「女性の罪障はいかに深いものかと存じてはおりましたが、お…

祈 祷 抄(きとうしょう) 現代語訳

スポンサーリンク // お尋ねするが、華厳宗・法相宗・三論宗、それに倶舎・成実・律といった小乗の三宗と真言宗・天台宗といった諸宗が祈祷をおこなった場合、どの宗の祈祷がもっとも霊験を現わすであろうか。 お答えしよう、どの宗の祈祷も一応は仏説にもと…

兄 弟 抄  (きょうだいしょう) 現代語訳

スポンサーリンク // 文永十二年(一二七五)四月十七日、もしくは建治二年、五十四歳あるいは五十五 於身延 そもそも法華経という経典は、八万四千の経典の肝心であり、十二部経と総称される一切経の骨髄である。 三世の諸仏はこの経を師として正覚を開き、…

諸法実相抄(しょほうじっそうしょう)現代語訳

スポンサーリンク // 日蓮これを記す お尋ねするが、法華経の第一巻・方便品第二に、「諸法実相というのはあらゆるものの相と性と体と力と作と因と縁と果と報と、さらにその本と末とがすべて等しく帰一するところの原理をいうのである」と説かれているが、こ…

四信五品抄(ししんごほんしょう) 現代語訳

スポンサーリンク // 末代法華行者位並用心事 青鳧(穴のあいた銭)をひと結い、送り届けていただきありがたく受け取った。 さて、近頃の学者はみな次のような考え方をしている。すなわち「仏の在世と滅後とでは相違があるが、法華を修行しようとするものは、…

立正安国論(りっしょうあんこくろん)現代語訳

スポンサーリンク // 旅人が来て嘆いていう。 近い正嘉元年(1257)のころから今年文応元年(1260)にいたる四箇年の間に、大地震や大風などの天変地異が続き、飢饉が起こり、疫病が流行して、災難が天下に満ち、広く地上にはびこっています。そのために牛や馬は…

日蓮仏法 御書 聖人御難事1190ページ

スポンサーリンク // 各各師子王の心を取り出して いかに人をどすともをづる事なかれ、 師子王は百獣にをぢず 師子の子 又かくのごとし、彼らは野干のほうるなり 日蓮が一門は師子の吼るなり 【通解】 日蓮門下の一人一人は、師子王の心を取り出して、どのよ…

日蓮仏法 御書 華果成就御書900ページ

スポンサーリンク // よき弟子をもつときんば 師弟仏果にいたり あしき弟子をたくはひぬれば 師弟地獄に をつといへり、師弟相違せば 何事も成すべからず 【通解】 良い弟子を持つならば、師弟は共に成仏し 悪い弟子を養うならば、師弟は共に地獄に堕ちると…

日蓮仏法 御書 生死一大血脈抄1338ページ

スポンサーリンク // 過去の宿縁追い来たって 今度日蓮が弟子となり給うか 釈迦多宝こそ御存知候らめ 「在在諸仏土常与師倶生」よも虚事候はじ 【通解】 あなたは、過去の宿縁に運ばれて、今度、日蓮の弟子となられたのであろうか 釈迦仏、多宝如来こそご存…

日蓮仏法 御書 御義口伝748ページ

スポンサーリンク // 師とは師匠授くる所の妙法 子とは弟子受くる所の妙法 吼とは師弟共に唱うるところの音声なり 作とはおこすと読むなり 末法にして南無妙法蓮華経を作すなり 【通解】 法華経勧持品第13の「作師子吼」について師子吼の 「師」とは師匠であ…

日蓮仏法 御書 開目抄234ページ

スポンサーリンク // 我並びに我が弟子、諸難ありとも疑う心なくば 自然に仏界に至るべし、天の加護無きことを疑はざれ 現世の安穏ならざることを嘆かざれ、 我が弟子に朝夕教えしかども、疑いををこして皆すてけん 拙きもののならひは約束せし事を まことの…

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