日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















日蓮仏法

立正安国論(りっしょうあんこくろん)現代語訳 2

スポンサーリンク 「般若経」「華厳経」「涅槃経」「大宝積経」とともに 大乗仏教五部教に数えられる「大方等大集経」の「法滅尽品」には こう説かれています 「仏法が滅びようとする時、僧侶たちはヒゲを伸ばし、 髪を生やし、爪を長くし、戒律を守らなくな…

立正安国論(りっしょうあんこくろん)現代語訳 1

スポンサーリンク ある日のこと、一人の旅客(北条時頼)が私(日蓮)の家にきて、こう嘆きました 最近は、日本国中に天変地異が相次いで、大洪水や大地震がしきりに起こり、 飢え死にする人も絶えず、疫病がいたるところにはびこっています。 牛や馬があち…

四条金吾殿女房御返事  (しじょうきんごどのにょうぼうごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // 文永十二年(1275)正月二十七日、五十四歳、於身延 詮ずるところ、日本国のすべての人々の、目をくらませ魂を迷わす邪法は、真言密教の祈祷師のものに過ぎるものはありません。しかし、この件については今日は触れないことにします…

上野殿母尼御前御返事(うえのどのははあまごぜごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // 亡くなられた南条七郎五郎殿の四十九日忌の御菩提のためとして、お布施のお金二結いと白米と芋を一駄ずつ、すり豆腐・こんにゃく・柿を一篭・柚子を五十個など届けて頂き、たしかに受領した。 供養のために法華経一部八巻と自我偈数回、…

妙法尼御前御返事(みょうほうあまごぜごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // あなたから来たお手紙に、ご主人が「妙法蓮華経を夜も昼も唱えられ、いよいよ臨終が近くなったら二声高声に唱えられた」という。その功徳でさらに死後も「生きている時よりも顔色が白く、形も安らかで変わったことがない」とあった。 法…

日女御前御返事(にちにょごぜごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // お布施の七貫文をお送りいただき、まさに受領いたした。 法華経の属累品の意味するところは、仏が多宝塔から出られ、虚空の中にお立ちになられて、四百万億那由陀という広大な世界の中で、ちょうど武蔵野の芒(すすき)や、富士山の木の…

大田殿女房御返事(おおたどのにょうぼうごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // 八か月分のご供養米として一石送って頂いたが、たしかに受領した。 ところで即身成仏(そくしんじょうぶつ)という法門については、諸大乗経とならびに大日経等の経文に明白に出ている。しかしながらこうした経典を依り所にした人々の即…

千日尼御前御返事 (せんにちあまごぜごへんじ) 現代語訳

スポンサーリンク // 弘安元年(1278)太歳戊寅七月六日、佐渡の国から千日尼という人が、同じ日本国の甲州波木井郷の身延山という深山へ、夫である阿仏房を使者として送ってこられたお手紙の中に、「女性の罪障はいかに深いものかと存じてはおりましたが、お…

祈 祷 抄(きとうしょう) 現代語訳

スポンサーリンク // お尋ねするが、華厳宗・法相宗・三論宗、それに倶舎・成実・律といった小乗の三宗と真言宗・天台宗といった諸宗が祈祷をおこなった場合、どの宗の祈祷がもっとも霊験を現わすであろうか。 お答えしよう、どの宗の祈祷も一応は仏説にもと…

兄 弟 抄  (きょうだいしょう) 現代語訳

スポンサーリンク // 文永十二年(一二七五)四月十七日、もしくは建治二年、五十四歳あるいは五十五 於身延 そもそも法華経という経典は、八万四千の経典の肝心であり、十二部経と総称される一切経の骨髄である。 三世の諸仏はこの経を師として正覚を開き、…

諸法実相抄(しょほうじっそうしょう)現代語訳

スポンサーリンク // 日蓮これを記す お尋ねするが、法華経の第一巻・方便品第二に、「諸法実相というのはあらゆるものの相と性と体と力と作と因と縁と果と報と、さらにその本と末とがすべて等しく帰一するところの原理をいうのである」と説かれているが、こ…

四信五品抄(ししんごほんしょう) 現代語訳

スポンサーリンク // 末代法華行者位並用心事 青鳧(穴のあいた銭)をひと結い、送り届けていただきありがたく受け取った。 さて、近頃の学者はみな次のような考え方をしている。すなわち「仏の在世と滅後とでは相違があるが、法華を修行しようとするものは、…

立正安国論(りっしょうあんこくろん)現代語訳

スポンサーリンク // 旅人が来て嘆いていう。 近い正嘉元年(1257)のころから今年文応元年(1260)にいたる四箇年の間に、大地震や大風などの天変地異が続き、飢饉が起こり、疫病が流行して、災難が天下に満ち、広く地上にはびこっています。そのために牛や馬は…

日蓮仏法 開目抄

竜の口の法難と佐渡流罪というのが ありました。 日蓮大聖人が佐渡に流罪されたわけです。 10月の末に佐渡について、11月上旬に 塚原の三枚堂というところに入りました。 今でいう12月中旬くらいになるので、 相当寒い環境であったようです。 三枚堂というと…

日蓮仏法 変毒為薬

変毒為薬(へんどくいやく)という言葉があります。 文字通り、「毒を変じて薬と為す」 毒を取り除くのではなく、毒そのものの成分が変化して薬と 同じ働きとなってしまうというものです。 本当は、罪障消滅というのも罪障そのものを消滅する までもなくその…

日蓮仏法  立正安国論

立正安国の立正とは、正法を立てる ということです。 汝早く信仰の寸心を改めて速やかに 実乗の1善に帰せよ、然(しか)れば 則(すなわ)ち、3界は皆仏国なり 仏国其れ衰えんや 十方は悉(ことごと)く宝土なり 宝土何ぞ壊(やぶ)れんや 信仰の寸心を改め…

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