法華経 第1章 序品
法華経は霊鷲山(りょうじゅせん)で釈尊が弟子たちに教えを説くところから
始まります。
最初に、弟子たち出家者の名前が書かれます。
その中には女性の出家者の名前も含まれています。
ここは参加者名簿のようなもので、ここに参加していた弟子たちの名前が羅列して
いるということになります。
釈尊が瞑想に入ると、瑞相という現象が起こります。
この現象について弥勒菩薩が文珠師利菩薩にこの瑞相の意味を尋ねると、
釈尊がこれから大いなる法を説いてくれる
ので、それによりこのような現象が起こっているのだと言いました。
この大いなる法というのが法華経ということになります。
これにより、弟子たちは、これから法華経が学べるということを認識し、
聞く姿勢になったので、釈尊が説き始めた
これが法華経の第1章のざっくりした流れとなります。
次の章からその内容が書かれて行きます。