日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















彼岸の意味を知ってる人、どのくらいいますか?

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今回のテーマはお彼岸です。

 

お彼岸というのは、太陽が真西に

 

沈む前後7日間のことをいうんだそうです。

 

そして、彼岸というのは、

 

此岸(しがん)という言葉の対になる

 

言葉です。

 

川が南北に流れていたとして、

 

東側を此岸、西側を彼岸と呼ぶわけです。

 

此岸とはなんなのか、あまり聞いたこと

 

ないぞという人も多いかと思いますが、

 

我々の住んでる世界のことをいうそうです。

 

別名、娑婆(しゃば)とも言います。

 

こっちの方が馴染みがありますかね。

 

ちなみに、刑務所から出てきたときに、

 

娑婆の空気はやっぱいいぜみたいなこと

 

言いますが、仏教では、刑務所の中

 

外も娑婆と言います

 

この娑婆と言う言葉はインドの言葉なの

 

ですが、中国では堪忍土(かんにんど)

 

と訳されました。

 

生きていくためにはいろいろなことを

 

耐えなければならない、しなければ

 

ならないことが多いわけですね。

 

言いたいことあっても人の顔色を見て

 

ちょっと言えないなあみたいなこともあり、

 

やりたいことを我慢しなければならない

 

こともあります。

 

逆に、言いたくないことでも言わなければ

 

ならない、やりたくないことでも

 

やらなきゃならないなどもたくさんあるかと

 

思います。

 

このように、我々が生きている世界という

 

のは我慢を強いられる悩み苦しみが

 

絶えない世界なわけです。

 

そういう意味で、娑婆のことを堪忍土と

 

言ったそうです。

 

では、彼岸とは何か、仏教の言葉で言うと

 

涅槃とも言います。

 

苦しみや悩みのなくなった悟りの

 

境地のことを言い、本当の幸せの世界のこと

 

を仏教では涅槃と言います。

 

我々はみんないろんな生き方をしますが、

 

いろんなものを求めてものが手に

 

入ったら喜べるんじゃないかとか

 

幸せになれるんじゃないかといろんなもの

 

を探して生きていますが、究極的に我々が

 

求めているのはやはり苦しみや悩みをなくし、

 

心安らかに本当に幸せになれたという境地を

 

求めていると思います。

 

太陽が東から昇って西に沈んでいくように、

 

我々が最終的に究極的に求めている境地が

 

この涅槃という境地だと仏教では

 

言われてます。

 

つまり、此岸で苦しみ悩みの絶えない

 

世界からいかに苦しみ悩みのなくなった

 

本当の幸せの境地に至ることができるのか

 

わたることができるのか

 

その際、此岸から彼岸へと渡す、

 

乗り物のようなものが仏教の教えである

 

とされています。

 

 

 

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