日蓮仏法 御書 弥三郎殿御返事1450ページ
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若し恩を知り心有る人人は二当らん杖には一は変わるべき事ぞかし、
さこそ無からめ還って怨をなしなんど
せらるる事は心得ず候
【通解】
もし「恩」を知り、心ある人々であるならば
(日蓮が)二回、杖で打たれることがあれば
そのうち一回は代わって受けるべきではないだろうか
そうしないどころか、かえって(日蓮に)迫害を加えるなどというのは
納得できないことである
【解説】
建治3年(1277年)8/4、日蓮大聖人が56歳の時に、身延で書かれた
弥三郎という門下に与えられた手紙です
念仏僧との法論で、その内容が心構えを示し、自分についても
「私のことをこういう風に人に話しなさい」と具体的に教えています。
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