日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















他人を自分の励みとする





 

愚かな人は、自分と他人を比較して悔しがります

 

賢者は、自分と他人を比較して励みにします。

 

 

人は、「他人」を気にする生き物です。

 

あの人と自分と、どちらが美しいのか

 

ライバルと自分と、どちらが評価されているのか

 

あの人と自分と、どちらがより幸せか

 

そのように他人と自分を比べずにはいられないのです

 

それが「人間の性」ですから、無理に比べるのをやめろとは言いません

 

重要なのは、「自分の方が負けている」と感じたときに、

 

どうするかです。

 

例えば、同期の同僚が自分より先に昇進したとき

 

愚かな人は、「先を越された、悔しい!自分はもうダメだ」

 

と、大騒ぎして、心を波立てます。

 

一方、賢い人は、波立った感情が、自分の利益にならないことを

 

知っているので、心の平安を保つように心がけます。

 

では、どのように平静を保つのかというと、ライバルを祝福し、

 

先を越された悔しさを「もっと頑張ろう」という

 

エネルギーに変えるのです。

 

どんなに悔しくて怒りたくなることがあっても、そのネガティブな感情

 

のまま行動すれば、決して幸せな結果は招きません。

 

他人と比べてしまう自分を、むやみに攻める必要もありません。

 

ただ、比べた後の感情に、責任を持つことが重要なのです

 

いつでも心を前向きに、そしてフラットな状態にしていられるのが、

 

賢者の証です。




スポンサーリンク