日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















ダンマパダ 法句経 愚か者の章 

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眠れない人には、一夜は長く

 

疲れた人には、一里は遠い

 

正しい真理を知らない愚か者には

 

生死の道のり(輪廻)は長い

 

 

旅に出て、もしも自分よりも優れた人か

 

自分と同等の人に出会わなかったら

 

きっぱりと独りで行くべきである

 

愚か者を道連れにするべきではない

 

 

愚か者は、自分の子供、自分の財産

 

のことを思って、悩み苦しむ

 

そもそも、自分自身が自分のものではないのに

 

子供や財産が、どうして自分のものだろうか

 

 

「自分は愚か者である」と自覚する人は

 

すなわち賢者であり

 

「自分は賢者である」と自惚れる人は

 

まさしく愚か者である

 

 

愚か者は、生涯賢者に仕えても

 

真理を知ることがない

 

あたかもスプーンに

 

スープの味がわからないように

 

聡明な人は、瞬時賢者に仕えても

 

ただちに真理を知る

 

あたかも舌が

 

ただちにスープの味を知るように

 

 

愚か者は

 

自分に対して敵に対するようにふるまい

 

苦い結果を招くような

 

悪い行いをする

 

 

悪い行いをした後には

 

後悔し

 

顔に涙して

 

果報(報い)を受ける

 

 

善い行いをした後には

 

後悔することなく

 

嬉しく喜んで

 

果報を享受する

 

 

愚か者は、悪い行いの果報が現れるまで

 

それを蜜のように思う

 

悪い行いの果報が現れた時

 

彼は苦悩する

 

 

愚か者が、何ヶ月も茅の端につけられるほどの

 

(ごく少量の)食べ物しかとらない苦行をしても

 

(その功徳は)真理をわきまえることの功徳の

 

十六分の一(ごくわずかの意味、インドでは象徴的な数字)にも及ばない

 

 

悪い行いの果報は

 

牛乳が凝固するようには、すぐに巡ってこない

 

灰に覆われた火のように

 

(徐々に)燃えながら、愚か者に忍び寄る

 

 

愚か者は、知識と名声を得ても

 

ついには自滅する

 

彼はそれによって、自らの好運をダメにし

 

打ち砕かれる

 

 

愚か者は、不相応に尊敬されたがり

 

教団で上位を占め

 

僧房にあっては権勢を

 

信者の家では供養を得たがる

 

 

「在家者たちも、出家者たちも

 

私が、これをしたことを周知せよ

 

成すべきこと、成すべからざることについて

 

私の指示に従え」

 

愚か者はこのように尊大に振る舞い

 

欲求と傲慢とが増大する

 

 

一つは利得に到る道であり

 

一つは安らぎに到る道である

 

ブッダの弟子である務める人は

 

この道理を知り

 

栄誉を喜ぶことなく

 

孤独の境地に専念せよ

 

 

 

 

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