日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















十界論

日蓮仏法 十界論 【仏界】

【仏界】 仏界とは仏が覚った最も尊い境涯となります。 宇宙全体が永遠に慈悲の活動を続けている ことを覚り、自分自身も その慈悲の活動により一体の存在で あることに気づく境涯とも言えます。 我々が自分たちの中にあるこの仏界に 目覚め、それを現し出す…

日蓮仏法 十界論 【菩薩界】

【菩薩界】 六道輪廻の現実世界の中で、 自分よりも他人を重んじ、人のために 行動していくのが菩薩界です 他人を振り返ることのない悪人で さえ妻子を慈愛するように、誰の生命 にも本来慈悲が備わっています。 人のために火を灯せば自分の前も 明るくなる…

日蓮仏法 十界論 【声聞界・縁覚界】

【声聞界・縁覚界】 声聞界と縁覚界は仏教の覚りを ひらく一部分を得た境涯となってます。 現実世界の無常、あらゆるものが 時間の推移とともに移り変わっていく という 真理を自覚し、また、六道の苦しみは この移り変わることにこだわることが 原因として…

日蓮仏法 十界論 【六道輪廻】

これら、6つの 【地獄界】 【餓鬼界】 【畜生界】 【修羅界】 【人 界】 【天 界】 は、我々日常生活の中で様々な形で 現れてきます。 例えば、一般的にも、通勤地獄という 言葉があります。 身動きができずにどうすることも できない苦痛が続き、 それ自体…

日蓮仏法 十界論 【天界】

【天界】 地上の人間の力を超える神々の 住む世界のことです。 仏法では、欲望を満たした時に 感じる喜びの境涯として 位置付けています。 日蓮仏法では「喜ぶは天」と言っています。 欲望といっても様々です。 睡眠欲や食欲などの本能的欲望、 社会で地位や…

日蓮仏法 十界論 【人界】

【人界】 穏やかで平静な生命境涯のことを言います。 日蓮仏法では「平かなるは人」と 言っています。 物事の善悪の基準を明確に持ち、 その基準に照らして 欲望に打ち勝つために理性の力で 自分をコントロールできる境涯です。 この人間らしい境涯も努力な…

日蓮仏法 十界論 【修羅界】

【修羅界】 修羅とはもともとは阿修羅といい、 争いを好む神のことです。 仏典には、自分が一番強いと、 おごり高ぶった阿修羅が、 帝釈天に攻められて、 池の蓮の下に逃げたとされています。 修羅界とは、常に他人に勝ろうとする 嫉妬の心を強く持って いま…

日蓮仏法 十界論 【畜生界】

【畜生界】 畜生とは本来、動物や獣のことを 指しています。 弱いものとみれば襲いかかり、 強いものを恐れ避ける という弱肉強食の世界を畜生界と言います。 日蓮仏法では、「愚かは畜生」と いっています。 目先の利害にとらわれてしまい正邪、 善悪の区別…

日蓮仏法 十界論 【餓鬼界】

【餓鬼界】 欲望が満たされず、苦しむ境涯です。 現代は、人間の欲望を掻き立てられる 情報が社会に氾濫し、 人々は欲望に支配されながら、 それが叶えられないことに 苦しみを感じています。 日蓮仏法では、「貪るは餓鬼」と 言われています。 貪り、すなわ…

日蓮仏法 十界論 【地獄界】

【地獄界】 一般的には地獄界といえば、 閻魔大王とか血の池地獄とか 針の山とかそういうのを イメージしやすいと思いますが、 そういう場所がどこかにあるわけではなく、 心の中の生命の 働きそのものであると仏法では説いています。 つまり、地獄界という…

日蓮仏法 十界論 【境涯革命】

仏法の基本中の基本と言えるのが この十界論 界というのは、境涯ということ 境は、さかいという字です。 涯は、はてという字です。 これは、人間の生命の広がり、 心の豊かさ、大きさ、 つまり、どのくらい広いかということを この字で表しています。 仏法と…

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