日蓮仏法 十界論 【境涯革命】
仏法の基本中の基本と言えるのが
この十界論
界というのは、境涯ということ
境は、さかいという字です。
涯は、はてという字です。
これは、人間の生命の広がり、
心の豊かさ、大きさ、
つまり、どのくらい広いかということを
この字で表しています。
仏法というのは、境涯論であると言えます。
世間は、目に見えるもの、物質、肩書き、
地位などそういうもので
人間を評価していきます。
仏法というのは、境涯、心の広がり、
生命の広がりがどのくらい
広いのかということで評価していきます。
もちろん、それは差別するわけではなく、
最高の境界にみんなが
同じになれるというそういう意味で、
万人を見て行く、その見方が
この十界論ということになります。