日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















日蓮仏法 十界論 【仏界】

【仏界】

 

仏界とは仏が覚った最も尊い境涯となります。

 

宇宙全体が永遠に慈悲の活動を続けている

 

ことを覚り、自分自身も

 

その慈悲の活動により一体の存在で

 

あることに気づく境涯とも言えます。

 

我々が自分たちの中にあるこの仏界に

 

目覚め、それを現し出すことが

 

できればその人は仏と同じように

 

生きとし生けるものをいくしみに

 

満ち溢れ決して何ものにも犯される

 

ことの無い絶対的な安心の境涯を

 

確立して行くことができます。

 

それは、あらゆるものに挑戦していける

 

知恵と勇気と生命力に満ち溢れ

 

自由自在の晴れ晴れとした

 

最高の生命境涯となります。

 

仏界の仏とはほとけ、

 

ブッダ(悟った人、目覚めた人)

 

生命の本質人間の本質幸福の本質価値の

 

本質を悟った人、

 

自己に目覚めた人、これがブッダ

 

いう人になります。

 

目覚めると、今までのいろいろな迷いに

 

よって閉ざされていた狭い境涯が

 

一気に広がります。

 

それを仏の境涯ということで仏界と言います。

 

それは、自分だけが豊かになると

 

いうことではなく、どんな生命も

 

同じ本質を持っているということまで

 

わかります。

 

どんな人も皆、仏になれる

 

あらゆるものが自分の生命と

 

一体であるということで慈しんで、

 

それがわからずに

 

苦しんでる人には、

 

同苦(同じく苦しんで)して行く、

 

これが慈悲ということです。

 

これが仏の境涯、仏界ということになります。

 

苦しみがなくなるわけでは無い

 

しかし、いきていることそれ自体が楽しい

 

自分が強くなれば、全てが楽しくなる

 

そういう生き方のことを指しています。

 

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