日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

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日蓮仏法 十界論 【声聞界・縁覚界】

【声聞界・縁覚界】

 

声聞界と縁覚界は仏教の覚りを

 

ひらく一部分を得た境涯となってます。

 

現実世界の無常、あらゆるものが

 

時間の推移とともに移り変わっていく

 

という

 

真理を自覚し、また、六道の苦しみは

 

この移り変わることにこだわることが

 

原因として、六道を乗り越えていこう

 

とします。

 

声聞界とは仏の教えを聞いて一文の

 

覚りを獲得した境涯、縁覚界とは

 

自然など、様々な事柄を縁として

 

自らの力で一文の覚りを得た境涯です。

 

声聞界と縁覚界を合わせて二乗とも言います

 

我々の生活でも、あらゆるものが無常で

 

あると感じることがあります。

 

学者や芸術家にそうした傾向が

 

よく見られるかもしれません

 

しかし、二乗界は全てを無常だと

 

思ってしまうため、かえって現実の

 

変革を諦めてしまいます。

 

また、自分だけが得た真理は、

 

六道の人にはわからないと思って

 

エゴイズムに陥ったり低い覚りで

 

満足してそれ以上の覚りを求めようとは

 

しません

 

 真理を求めようとするのですが、

 

そこで止まってしまいます。

 

無常の中で、右往左往してる六道の

 

人々は愚かであるという覚りの

 

エゴイズムが生じるわけです

 

民衆をバカにしていく

 

自分も元々はその中の一人だったのに

 

それがわからなくなっていく

 

これが、二乗界の悪い部分となります。

 

 

 

 

 

 

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