日蓮仏法 御書 開目抄234ページ
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我並びに我が弟子、諸難ありとも疑う心なくば
自然に仏界に至るべし、天の加護無きことを疑はざれ
現世の安穏ならざることを嘆かざれ、
我が弟子に朝夕教えしかども、疑いををこして皆すてけん
拙きもののならひは約束せし事を
まことの時は忘るるなるべし
【通解】
私も、そして私の弟子も、如何なる難があっても疑う心がなければ
必ず仏界に至るでしょう
天の加護がないからと信仰を疑ってはいけません
現世が安穏でないからといって嘆いてはいけません
私の弟子に朝に夕に教えてきたけれども、疑いを起こして、皆、
法華経を捨ててしまったようです
愚かなものの常として、約束したことを大事なときに忘れてしまうもの
なのです。
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