日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















今回は、三蔵法師の驚愕の事実を知ることになります。

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今回は、三蔵法師についてです

 

皆さんは三蔵法師はもちろん知ってますよね。

 

西遊記に出てくるあの人ですね

 

もともと、仏教というのは、お釈迦様がインドで説いた教えです

 

そのため、もともと仏教というのは、サンスクリット語というインドの言葉で

 

書かれていたわけです。

 

でも、日本に伝わってるお経は漢字ばかりで書かれています

 

そこに、この三蔵法師が関わってきます。

 

この三蔵法師というのは、インドのサンスクリット語を中国の言葉に

 

翻訳した人たちのことを言います。

 

翻訳した人・・・・たち?

 

そうなんです。

 

三蔵というのは一人の人物の名前ではないのです。

 

三蔵法師というのは総称なんです。

 

じゃあ西遊記に出てきた三蔵法師は?

 

あれは、玄奘(げんじょう)という名前の三蔵法師です。

 

実際にいた人がモデルになっていると言われています。

 

じゃあこの三蔵ってなんなの?ってことなんですが、

 

経(蔵) お釈迦様が説いたお経

 

律(蔵) お釈迦様が定めた戒律(ルール)

 

論(蔵) お釈迦様の教えを解釈した本

 

この三つに精通した僧侶のことを三蔵法師というわけです。

 

西遊記は中国から天竺つまりインドまで旅をするわけですが、

 

その目的はお経を取りに行くことでした。

 

この玄奘は、仏教の原点であるインドに行ってお経を勉強して、

 

それを中国の人に広めたいという志を抱いてインドを目指したわけです

 

当時の中国は、唐だったわけですが、国外に出ることは禁じられていたそうです。

 

つまり、こっそりと中国を出てインドを目指していたんだそうです

 

この時代は当然飛行機も何もないわけなので歩いて行くわけですが、

 

中国とインドの間には、ヒマラヤ山脈があるので、そのままいくことはできません。

 

そのため、シルクロードを通って西回りで中央アジアの方を通って行ったわけです

 

インドに着いたら勉強をし、遺跡を周り、お経を集め、それを持って帰るわけですが、

国外禁止を破って出てきているので、そのままでは帰れないため、

 

その時の皇帝に手紙を書いたところ、かなり理解のある人だったため、

 

そんなに素晴らしいことをするために出たのであれば罪に問わないと

 

いうことで帰ることができたんだそうです

 

玄奘という人は相当優秀な人だったらしく、皇帝が側近として活躍して欲しいと

 

言われたりしたのですが、全て断り、持ち帰った経典の翻訳に費やしたんだそうです

 

三蔵法師は大勢いるそうですが、玄奘三蔵が翻訳した経典が一番多いと

 

言われています

 

それもあり、三蔵法師玄奘のこととして結びついているのかもしれません

 

いいと思ったものは他の人に言わずにはいられないという経験誰もがしたかと

 

思いますが、この仏教はそのような形で広められたため、武力によって

 

広がらなかった宗教とも言われてるそうです。

 

 

 

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