日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















日蓮仏法 九識【前5識】

今回のテーマは九識です。

 

その中でも最初の5識のお話を

 

しようと思います。

 

まず、この九識の「識」は心のことを

 

指しています

 

そのため、九識というのは九つの心と

 

いう意味になります。

 

仏教では、心というのはとても大事な

 

もので、我々体も確かに大事なのですが、

 

それ以上に心が最も大事であると

 

考えています。

 

心で思ってることがその人を動かして

 

行くわけなので、非常に大事なものだと

 

言われています。

 

ただ、一般的には、心って一つしか

 

ないんじゃないの?と思われると

 

思うのですが、仏教では、心を細かく

 

分けて教えられていて、それを大きく

 

九つに分類されて九識と教えられています。

 

 

では、この九つとは何かということ

 

なんですが、

 

眼識

 

耳識

 

鼻識

 

舌識

 

身識

 

意識

 

末那識

 

阿頼耶識

 

阿摩羅識

 

意識までの5つは、前5識と言って

 

五感に近いものと考えてもらって大丈夫です。

 

眼識は眼で見る

 

耳識は耳で聴く

 

鼻識は鼻で嗅ぐ

 

舌識は舌で味わう

 

身識は身体で感じる触感、温度

 

我々は一生の間にこの前五識を

 

楽しませることに一生懸命であるといえます。

 

このように、ほぼ毎日ほとんどの時間を

 

使ってしてることではあるのですが、

 

仏教ではこの前五識の楽しみは

 

儚い一時的な楽しみだと言われています。

 

もちろん、前五識が機能してこその喜び

 

なので、何かのきっかけで視力を失う、

 

聴力を失うなどの場合は、その喜び

 

楽しみを味わうことはできなくなります。

 

歳とともに衰えて行くものでもあります。

 

つまり、前五識の楽しみというものは

 

本当の幸せとはちょっと違うんじゃないか

 

ということが言えるかと思います。

 

では本当の幸せは?というのが次からの

 

話になります。

 

 

 

 

 

 

 

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