日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















達者な人は長生きする?

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今回のテーマは「達者」です

 

達者という言葉は、別れの言葉で「達者でね」みたいに使う場合、

 

芸達者のように、達人を意味する言葉として使う場合、

 

お達者ですねみたいに、元気を意味する言葉として使う場合などが

 

あるかと思います。

 

仏教では、達者という言葉は真理に到達した人のことを言います。

 

つまり、悟りを開いた人のことですね

 

真理というのは、いつの時代でもどこでも変わらないもの

 

仏教の「法」のことです。

 

この真理を体得された方は、真理に則って生きています。

 

仏教の真理の一つに、因果応報があります

 

これは、自分のやった行いに応じた結果が自分に返ってくることで

 

善い行いをすれば善い報いが、悪い行いをすれば悪い報いがあるということです。

 

これは、自分がやったことが自分に返ってくるわけであり、誰かがやったことが

 

自分にくるとか自分がやったことが他の人のところへ行くなんてことはない訳です。

 

遅い早いの違いはあるかもしれませんが、自分のやったことが自分にかえってくる

 

これはいいことも悪いことも自分にかえってくるということですね。

 

例えば、苦しいことや辛いことがあった時、「あの人のせいだ」とか

 

「あそこであんなことを言うからだ」と、人のせいにしてみたり

 

「こんな状況だから、あんな状態だから」とか「世の中がこんなんだから」とか

 

自分以外の人や物に原因で自分はこんな目に会うんだと思ったりしていると、

 

ストレスというのはどんどん増えていきます

 

これが、仮に、ストレスや怒りをぶつけることで相手が変わるのであれば

 

それもやる価値があるかなとは思いますが、人生の中で、それをやって相手が

 

他人が変わったことってあるでしょうか?

 

僕にはそういう経験は一度もありませんでした。

 

因果応報をわかってない人というのは、全てを人のせいにし、

 

相手がわかることがないのがわかっていながら怒りやストレスを

 

ぶつけるでも当然相手は変わらないのでそれによってさらに

 

イライラするの負の循環をただひたすら繰り返して苦しみます。

 

因果応報を理解している人は、まず何を思うかというと、

 

自分の撒いた種であると考えます

 

それがしっかりわかっていれば、イライラすることもストレスを抱えることも

 

なくなっていきます。

 

なくなることはありませんが、イライラやストレスは圧倒的に少なくなります

 

そういう意味で真理に則っていきている人は比較的長命で病気もなく元気な

 

人が多いと言えます。

 

ストレスを受けにくいからですね。

 

お釈迦様も80歳くらいまで生きてますし、僧侶は当時で考えるとかなり長生きの人

 

が多かったようです。

 

それが、元気な様をご達者ですねみたいな言葉になったのかもしれません

 

ただ、仏教の目的は長生きすることではなく、唯一の目的としては

 

「本当に幸せになること」です。

 

本当の幸せになると、おまけとして長生きすることが多いとも言えます

 

 

 

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