日蓮仏教の勉強 幸せに生きる為の方法を学ぶ

法華経を中心に仏教の勉強をしています















自業自得の本来の深い意味とは

今回のテーマは、自業自得です

 

この言葉は、仏教由来の言葉となります。

 

何か悪いことが起こったりひどい目に

 

あったりする、

 

例えば、食べ過ぎ飲み過ぎで

 

次の日二日酔いになったり胃もたれして

 

苦しい思いをしたりすると、

 

それは自業自得ですねみたいな使い方を

 

しますね

 

自分でやったことなんだからしょうが

 

ないよねっていうような意味で使うことが

 

多いかと思いますが、

 

本来はそういう意味だけではないんだそうです

 

 

例えば、いい場合でも自業自得という言葉は

 

使います

 

自業自得の「業」というのは、

 

インドの言葉ではカルマと言い、

 

おこないことを言います。

 

これを中国で訳した場合に、

 

業という言葉で訳されたそうです

 

つまり、意味合いとしては、

 

自分でやった行いの結果が自分に

 

返ってくるということになります。

 

自分の行いを自分で得るということですね

 

受験勉強や、筋トレ、様々な努力をして

 

合格した、筋肉が増えたなど、

 

こういうことも当然、自分の行いを自分で

 

得ることになりますね。

 

こういう、努力の結果が自分に

 

返ってくるということも自業自得なわけです

 

この、自業自得の考え方というのは、

 

仏教の根幹を成しているわけです

 

仏教というと宗教なので、その人の年齢や

 

育った環境にもよりますが、

 

特に若い人などは仏教とか宗教と聞くと

 

結構な抵抗を感じる人は多いかと思います。

 

まあ、色々と抵抗になる要素はあるわけ

 

ですが、いわゆる、宗教というと、

 

人間を超越した存在、つまり神とか出てきて、

 

神から運命を与えられるとかそういうのが

 

納得しがたい、理解し難いなど

 

そういうことが多いんじゃないかと思います。

 

それよりも、自分の運命や未来は自分の力で

 

切り開いて行くものじゃないか、

 

そのなんだかよくわからないものに

 

決められているとか与えられていると

 

いうものではないんじゃないかと思うんですね

 

ただ、仏教というのは、

 

そういう考え方なんですね。

 

受験生が、合格祈願のために神頼みに

 

行ったりしますが、神頼みに行けば、

 

神の力で合格させてもらえるみたいなことを

 

信じて行くのかもしれません。

 

もしお釈迦様にそのようなお祈りに行くと、

 

お釈迦様はどう答えるかというと、

 

「あのね、それは自業自得なんだよ、

 

あなたが一生懸命努力すればその努力は

 

裏切らないから結果が出るように

 

一生懸命努力し続けなさい」

 

みたいなことを言ってくるはずなんですね。

 

そういうのが仏教の考え方です。

 

 

 

スポンサーリンク